焼鳥いちげんなど居酒屋チェーンを展開するヴィア・ホールディングスが私的整理の一種である事業再生ADR(裁判以外の紛争解決)の利用を第三者機関の事業再生実務家協会に申請し、受理されていたことが15日わかった。
新コロナの影響で居酒屋の不振が続き、財務基盤が悪化していた。新コロナ惨禍で外食の上場企業がADRを申請するのは初めてとみられる。
同社は第3四半期に
減損損失844百万円、
店舗閉鎖損失引当金繰入額23百万円
その他特別損失を16百万円
さらに、のれん残高の回収可能性から減損損失396百万円計上
共用資産の減損により減損損失41百万円を計上。
結果、当第3四半期連結会計期間(3ヶ月間)において、連結で特別損失▲13億21百万円を計上。
また、当第3四半期連結累計期間(9ヶ月間)において、連結で特別損失▲23億38百万円を計上している。
以上、
元カフェレストラン運営のティーアンドピー(株)〈所在地:東京都渋谷区宇田川町37-14 代表:関口正人〉は2月12日付で事業を停止、破産申請に向けた事後処理を弁護士に一任した。
負債総額は約24億円。
資本金は6200万円。
同社は、旧商号が(株)THINK GREEN PRODUCEで、平成20年3月に設立。
既報。運送業の烏山運輸(株)(所在地:東京都大田区山王*** )は2月3日付、東京地裁において破産手続きの開始決定を受けました。官報より参照。
停止時の負債額は約3億円。
同社は昭和45年1月設立の運送業者で、パンや菓子類などの食品を全国の小売業者へ配達する運送業務を請け負い、以前は5億円以上の売上高を計上していた。